レッツ・スキルアッ講座(学級づくり・班づくり編)

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何かを変えたいなら、日教組高知へ加入しよう!!《機関紙No.496》

日教組高知執行委員長

高知県教育長との教育懇談

11/29(木)18:30~19:30〈県庁西庁舎〉

 日教組高知は、高知県教育委員会 教育長に対して「長時間労働是正と労働安全衛生体制整備を求める要請」を9/27に提出(教職員・福利課対応)しました。合わせて、「賃金および労働条件改善に関する要請書」も提出しました。これらの要請書をもとに、11/13に県教委 教職員・福利課 課長との意見交換会、11/29には高知県教育長との教育懇談会を行いました。

 子どもたちの笑顔あふれる学級・学校づくりには、わたしたち教職員の心身の「ゆとり」や「生活時間」の確保は欠かせません。そのためには、子どもたちのゆたかな学びの保障と健やかな成長を育むための多忙化解消、教職員がそれぞれの力を十分発揮しながら教育に専念でき、安心して働き続けられる労働環境が必要です。

高知県教育長との教育懇談

教育長・福利課からの主な回答について

【教職員の超勤多忙化解消について】

○出退勤管理の徹底、学校閉校日の設定、定時退校日の設定、最終退校時刻の設定をさらに推進していく。留守番電話については、モデル校で検証を進める。

○市町村立学校へ統合型校務支援システムを順次導入していく。

○県の調査・アンケート、研修の精選・削減を行う。

○部活動手当について、3時間(2700円)を新設し、現行の4時間以上(3600円)を廃止する。ただし、練習試合の準備や引率業務に関して、例外的に4時間以上(3600円)を認める。

○初任者研修について、配置校での公開授業の回数を2019年度から大幅に(※15回→11回)減らす。11回のうち、8回分は「略案」でよい。(※指導主事訪問の3回分は現行通り)高知市にも要望する。

○管理職のマネジメント研修について、業務内容に特化した研修も行う。

【臨時教職員の処遇改善・雇用の安定に向けたとりくみについて】

○会計年度任用職員制度の開始(2020年~)に合わせ、「空白期間の廃止」「賃金の引き上げ」「休暇制度の見直し」等を総合的に行う。

 その他、全国的な課題でもある「臨時講師の未配置」「採用審査」「採用状況」に関して、現状報告があったあと、今後の見通しや方策について、両者で活発な意見交換を行いました。

 日教組高知は、こうした課題に対して、ただ指摘・追及するだけでなく、各教委と共通の認識をもち、解決に向けた提言がしっかりとできるよう、今後もとりくんでいきます。各職場においても、なかま同士で声をかけあい、お互いの悩みやしんどさに寄り添える教職員集団であり続けましょう!


中教審「学校における働き方改革特別部会」答申素案と、文科省「勤務時間の上限に関するガイドライン(案)」に対する日教組書記長談話

 第20回中教審「学校における働き方改革」特別部会において、「新しい時代の教育に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築のための学校における働き方改革に関する総合的な方策について答申素案(以下:答申素案)」並びに「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン(案)(以下:ガイドライン)」が示された。

 日教組はこれまで、給特法体制下における自主的・自発的業務としてサービス残業を強いられている過酷な学校現場の実態の解消を求め給特法の廃止もしくは抜本的見直しを求めてきた。しかし答申素案における給特法への言及は、給特法の制度の維持を前提に教職調整額の水準を中長期的に検討するに留まっており、教員の切なる願いを顧みない極めて不十分なものと言わざるを得ない。

 ガイドラインは、「超勤4項目」以外の「自主的・自発的勤務」についても時間管理のもと抑制するとしている。長時間労働を是正する上では、当然の措置ではあるが、その実効性が課題となる。さらに「特例的な扱い」が設けられたことで上限規制の抜け道となることを懸念する。

 答申素案には「一年単位の変形労働時間制」の導入が盛り込まれている。労基法においては、労使協定を前提に1日10時間を上限とし、それを超える場合は時間外勤務手当の支給によって歯止めを掛けている。労基法の趣旨を没却する答申素案は、現状の長時間労働を追認するものであり、根本的な是正策とはなり得ず容認できない。答申素案においても「毎日の業務の在り方を徹底的に見直しその縮減を図ることを前提」との記載もあることから、先ずは「一年単位の変形労働時間制」の検討以前に、文科省による大幅な業務削減がすすめられるべきである。

 日教組が実施した「学校現場の働き方改革に関する意識調査」では、学校内の勤務時間も、自宅での仕事時間も「変わらなかった」が過半数となり、「増加した」が3割弱を占めた。また、教職員の多忙化解消のために必要なとりくみとして、「教職員数の定数増」が8割を超えている。教員一人あたりの持ち授業数の上限規制と事務作業等を軽減するためにも教職員定数の改善計画が求められる。さらに文科省による標準授業時数の位置づけの見直しと、授業の一単位時間の弾力化を早急に行うなど教員の負担についても大胆に軽減すべきである。

 日教組は、引き続き、すべての教職員の命と健康を守るため実効性のある長時間労働是正策を求めていく。また、そのことによって子どもが安心して学べる環境を担保し、子どもの権利の保障につなげていくとの決意のもととりくみを強化していく。


四国ブロック 組織拡大会議

 11/10(土)、四国4県代表者・日教組本部による四国ブロックの組織拡大会議が徳島県で行われ、日教組高知から、岡田委員長・谷田書記長が参加しました。

 はじめに、各県の現状や課題、組織拡大のとりくみについての報告がありました。次に、各県のオルガナイザーからのとりくみの報告がありました。

 そして、日教組の組織部長より、「Face To Faceで関係づくりを」ということで、(1)組合加入にむけての声かけを行う。その際、①最低でも、月に一回は行うこと。そのときは、できるだけ顔と顔を合わせて(無理ならSNSをうまく活用して関係性を保つ)行うこと。②執行委員会で確認を行う。前回から今回まで、何回声かけができたか、どのような声かけをしたのか、結果・反応はどうだったかを確認すること。③年間10回は声をかけること。(2)職場で困っていそうな人に必ず声をかける。人間関係をつくること。(3)加入につなげるためのイベント等を開催する。等の組織拡大にむけての具体的なとりくみの提案がありました。

 また、四国ブロック教育研究集会(教研)の分科会について、若手教職員たちに好評の「学び場」のさらなる充実に加え、新たに「事務職員」の学びの分科会を設けることが確認されました。

※ 次年度(2019年度)の『教研』は、8月31日(土)に高知市の「高知会館」で開催予定です。


青年部 平和学習『ヒロシマ訪問』(12月1~2日)

 昨年に引き続き広島県を訪問し、「平和学習」を行いました。計画からガイドの手配等、さまざまな面で、広島県教職員組合の森﨑書記長に大変お世話になりました。

現地では、森﨑書記長の他、広教組の青年部長も合流してくださり、高知からの5人の参加者(岡田・谷田・合野・大石・西村)とともに学習を行いました。今回は、参加者からの要望もあり、平和記念資料館・平和公園内だけでなく、公園の外にある戦跡や慰霊碑等も見学することができました。快くガイドをを引き受けてくださった寺本さんにも感謝です。修学旅行ではなかなか訪れることができない場所もたくさん案内してくれました。丁寧で詳しくわかりやすい説明で、参加者一同、とても勉強になりました。近年、新規採用者が大幅に増える中、小中学校時代も含め、修学旅行等でも広島を一度も訪れたことのない若年層の教職員が増えています。平和についてじっくりと学ぶことができるこのとりくみは、来年度以降もぜひ続けていきたいと思います。戦争の悲惨さ、平和の大切さについて再認識し、あらためて深く学ぶことができた「ヒロシマ訪問」でした。


第53回高知市中学生弁論大

 12月8日(土)、「アスパルこうち」にて、「第53回高知市中学生弁論大会」が行われました。参加した高知市内の中学生20人は、命や家族、友だちの大切さ、感謝、努力といったテーマについて、それぞれが熱弁を振るいました。

 高知市中学生弁論大会「中学生の主張」は、1966年に「子どもの要求や意見を引き出すこと」「中学校生活を通して思っていること・体験したことを広く紹介すること」を目的として第1回目が開催されました。高知市内の全公立中学校が参加する活動となり、子どもの意見(主張)に寄り添うことができる意義のある行事として位置付き、教育関係者、保護者、地域の方々の参加も年々拡充していきました。

 高知市教組の伝統ある行事の一つで、実行委員会として運営にかかわってきましたが、諸々の事情により残念ながら、今回の第53回大会が最後の開催となります。これまで参加してくださった中学生のみなさん、大会を支えてくれた組合員の方々や各校の多大なるご協力に心より感謝申し上げます。どうか、ご理解ご了承をお願いいたします。

 重ねて、本大会の発表者、司会・進行、引率者、家族や各校の応援の方々、審査員の方々、市教組のスタッフのみなさん、本当にありがとうございました。おつかれさまでした!

参加者の感想より

~ たくさんの感想をいただきました。

いくつか抜粋したものを紹介します。 ~

○ この高知にも、いろいろな経験や思いをして過ごしている人たちが、たくさんいるのだと思いました。またその人の経験が自分の考え方を大きく動かしてくれました。この弁論大会のために、いろいろな準備をしてきましたが、やはり本番では練習通りにはいきませんでした。でも、練習以上に気持ちをこめて弁論することができてよかったです。「中学生の主張」は、これまで自分が体験したことがないことからいろいろなことが想像でき、とてもいい経験となりました。

○ 53年も続いたこの大会が今回で最後だと知り、とても残念です。子どもたちが自分の考えや思いを公の場で、自分自身の言葉で発表する機会はそうそうないので、どんな形でもいいので、このような機会をまたあげたいと強く思います。

○ 53回という長きにわたり、この大会を実施していただき、ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。私が教職に就いたときにはすでに行われていた弁論大会が、今年で終わりかと思うと、非常に感慨深いものがあります。毎年12月に実施される本大会は、各校にとってのゴールであり、この場があったからこそ、各校の弁論が高まってきたのだと思います。今大会も素晴らしい大会となりました。生徒たちにとって、今日の経験が今後への大きな自信やプラスになることを期待します。関係者の皆様のご尽力に心より感謝をのべたいと思います。本当にありがとうございました。

○ ゆたかな言葉で自分のこと、自分の身の回りのことを堂々と語る生徒たちの姿に感動しました。自分の主張をたくさんの人の前で発表する機会は、人生の中でもなかなかないことだと思うので、高知市中学生弁論大会がなくなるのは寂しいですが、53年間、このような場をくださったことに感謝したいです。

※機関紙No.496号は、こちらからPDFファイルにしてダウンロードできます。