障害児教育部-部会を行う-

 障害児教育部ではこれから年3回、部会をもち、学習を深めていきたいと考えています。その第1回目が6月28日に行われました。

 障害者に関する状況についてですが、障害者権利条約を受けて、障害者差別解消法(2013.6.19)が制定されました。これからは特にインクルーシブ教育と合理的配慮について教職員自身が学ぶことが大切です。合理的配慮については、保護者との関係がより重要になってくると思います。

 障害児教育部からは、意見交換の中で、現場の課題も含めた多様な意見が出されました。

 「現場では発達障害と診断された児童が不登校になるなどの2次障害が起こる様子も見られる。中学をはじめとした進路についても、十分な保障が必要である。」

 「子どもたちはこれから先、自立し、一般社会へ出ていくがその受け皿がまだまだ十分とは言えない。進路先についても入学が目的ではなく、卒業後どう社会につながっていくかを考えることが重要である。そういうことを保護者の方とともに考えていかなければならない。」

 「当事者の思いを聞くこと。主体者として認めていくことも大切である。」

 「社会における障害者に対する差別意識が解消されていかないといけない。そのためにもインクルーシブ教育の推進は必要で、例えば、高校の一学科に枠を設けるなど、ともに学ぶということが相互理解を深める上でも大切なのではないか。」

 話し合いをすすめる中で、法はできましたが、その実現にむけてはさまざまな課題があるように感じます。一人ひとりの子どもたちの社会への自立に向けて、これからの教育現場に何が必要なのかともに考え、提言につなげていきたいと考えています。

 2学期は講師を交えての学習会を行っていきたいと考えております。これからの障害児教育について、部員だけでなく、みんなで考えていくことの大切さも感じています。ぜひいっしょに学習しましょう。